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【2024年度最新版】ものづくり補助金に代わる補助金?!システム開発に使える補助金を紹介

ものづくり補助金

ものづくり補助金の代わりになる補助金についての概要

ものづくり補助金の代わりとなるおすすめの補助金

【目次】

ものづくり補助金は、中小企業の生産性向上や持続的な賃上げに向けて、新製品・サービスの開発や生産性プロセス等の省力化に必要な設備投資等を支援するための補助金です。

中小企業や小規模事業者から人気の高い補助金であり、毎年たくさんの申請があります。

しかし、ものづくり補助金は注目度も高いことから、なかなか採択されずに困っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、このような悩みを持たれている事業者に対し、ものづくり補助金の代わりとなるおすすめの補助金をご紹介します。

ものづくり補助金以外にシステム開発等に活用できる補助金をお探しの事業者様は、ぜひ参考にしてください。


弊社では補助金の申請サポートを行っています。初回相談は無料ですので、是非お気軽にお問い合わせください。

ものづくり補助金に代わるシステム開発に使える補助金はある?

ものづくり補助金に代わるシステム開発に使える補助金

日本で申請可能な補助金には幅広い種類があり、ものづくり補助金だけではありません。数多くの補助金や助成金がありますが、その中でもものづくり補助金に代わるおすすめの補助金が「企業変革に向けたDX推進事業助成金」と「ちば中小企業生産性向上・設備投資補助金」です。

下記では2種類の補助金について詳しく紹介するので、ものづくり補助金に代わるシステム開発に使える補助金をお探しの事業者は参考にしてください。

ものづくり補助金に代わるおすすめの補助金2選!

ものづくり補助金に代わるおすすめの補助金について2選紹介します。東京都と千葉県が所管する補助金となっておりますので、これらの地域で事業を営んでいる事業者はぜひ参考にしてください。

DX推進事業助成金(東京都)

DX推進事業助成金の概要

東京都が所管する「DX推進事業助成金」は、中小企業等がシステム開発に活用できる補助金であり、企業が情報技術を活用して事業プロセスの変革や新たなビジネスモデルの構築、サービスの向上などを図ることを目的としています。

下記では補助対象事業や補助額、対象経費等を詳しく紹介しているので、申請を検討されている事業者はチェックしてみてください。

補助対象事業

DX推進事業助成金の補助対象事業は、下記の項目に全て該当する事業が対象です。

  • データとデジタル技術を活用し、企業変革に向けたDX推進を図る取組であること
  • 将来にわたり継続的にDX化を図る取組であること
  • 公社が実施する「企業変革に向けたDX推進支援事業」のDX推進アドバイザー派遣において、アドバイザーが課題解決のために必要と認めた取組であること
  • DX戦略が具体化していること

上記が補助対象事業として公式サイトに記載されている内容となっていますが、内容が難しいので下記に対象となる事業の例をまとめました。

  • オンライン販売システムの構築
  • リモートワークを支援するシステムの導入
  • デジタルマーケティングの強化
  • 顧客管理や在庫管理などの業務システムのデジタル化
  • AIやIoTなど新技術を活用したサービス開発

あくまでも一例となりますが、上記の事業を実施したいと考えている方は、DX推進事業助成金の活用がおすすめです。

補助対象者

DX推進事業助成金には対象者が絞られており、申請するにあたっては下記の要件を満たす必要があります。

  • 機器・システム等の導入を検討している中小企業者等
  • 東京都内に登記簿上の本店または支店があること(個人事業主は「開業届」により、都内所在地等が確認できればOK)
  • 東京都内事業所で実質的に1年以上事業を行っていること
  • 公社が実施する「企業変革に向けたDX推進支援事業」におけるDX推進アドバイザーによる支援を受け、「DX推進アドバイザーによる提案書」の内容に基づき、機器・システム等の導入を検討していること
  • 助成対象として申請した同一の内容(経費)で、公社・国・都道府県・区市町村等から 重複して助成金または補助金の交付を受けていないこと

上記が主な対象者となります。詳しい内容はDX推進事業助成金の公式サイトにも掲載されているので、そちらも必ずチェックしてください。

補助額(補助上限)

DX推進事業助成金の補助上限額は、1,000万円に設定されています。なお、補助金の支払いは補助事業を完了し、審査が完了したあととなります。

また、補助額はあくまでも上限額であり、助成対象と認められる経費の3分の2までとなります。詳しい補助額と補助率に関する内容は、下記の表でも紹介しています。

補助額(補助上限)1,000万円(下限は100万円)
補助率助成対象と認められる経費の3分の2以内

補助対象経費

DX推進事業助成金の対象経費は、企業変革に向けたDX推進を図る取り組みにかかる経費であり、具体的には機器・ロボットの購入、システム構築費、ソフトウェア導入費、クラウド利用費、データ分析費等になります。

補助対象経費区分と内容については、下記の表でも詳しく紹介しています。

経費区分内容
機器・ロボット導入費企業変革に向けたDX推進の取組に直接必要な機器・ロボット等のハードウェアの購入・改修・リースに要する費用 ・設定や設置に必要な外注費 ・運用、保守に関する経費
システム構築費企業変革に向けたDX推進の取組に直接必要な新たなシステム構築・改修(設計・開発)に要する経費 ・補助事業期間に実施するシステムの運用や保守に必要な経費
ソフトウェア導入費企業変革に向けた DX 推進の取組に直接必要な新たなソフトウェアの購入・利用に要する経費 ・カスタマイズや設定を外注する場合 ・運用、保守、サポート費用
クラウド利用費企業変革に向けた DX 推進の取組に直接必要なクラウドサービスの利用に要する経費 ・初期設定を外部に依頼する場合の費用
データ分析費企業変革に向けた DX 推進の取組に直接必要なデータの分析について、外部の事業者等に依頼する場合に要する経費

公募期間

DX推進事業助成金を活用する際には、あらかじめ事前予約が必須です。下記に公募期間を紹介しているのでそちらを参考にしてください。

事前予約期間:令和5年11 月6日(月)~11月27日(月)

申請期間:令和5年12月1日(金)~12月8日(金)


中小企業におすすめの5大補助金に関しましては、以下の記事で詳しく解説していますので、よろしければご覧ください。

ちば中小企業生産性向上・設備投資補助金(千葉県)

ちば中小企業生産性向上・設備投資補助金の概要

公式サイト:ちば中小企業生産性向上・設備投資補助金

「ちば中小企業生産性向上・設備投資補助金」は、千葉県が実施する中小企業が生産性向上や設備投資のために活用できる補助金です。

DXによる省力化や新事業・商品開発などに必要な設備投資の補助をしてくれる補助金ですので、ものづくり補助金に代わる支援制度としても注目されています。

ここでは「ちば中小企業生産性向上・設備投資補助金」について、対象事業や対象者、補助額などを詳しく紹介します。

補助対象事業

「ちば中小企業生産性向上・設備投資補助金」の対象事業は、簡単にまとめると生産性向上に資する設備投資に要する経費となります。対象は下記の事業区分と内容に当てはまるものとなりますので、申請前にチェックしてください。

事業区分内容
省力化(業務効率化)従来よりも少ない労働力で、従来と同量以上の製品を製造し、従来と同等以上の商品もしくはサービスを提供できるようになる取り組みであること
生産量の増大従来と比較して短時間または少ない製造工程もしくは提供過程で、従来と同量以上の製品を製造し、従来と同等以上の商品もしくはサービスを提供できるようになる取り組み
新事業展開・新商品開発中小企業者等が新たな製品を製造し、新たな商品もしくはサービスを提供する取り組み

補助対象者

補助対象者は、下記の要件を満たしている事業者です。要件を満たしていないと申請ができないため、必ず申請前に対象要件等をチェックしましょう。

  • 千葉県内に補助事業を実施する事業所等がある中小企業者等
  • 事業内容が公の秩序もしくは善良の風俗を害することとなるおそれがないこと
  • 事業を営むにあたって関連する法令及び条例等を遵守していること
  • 申請する補助事業と同一とみなされる事業で、本補助金と類似の国、都道府県、市町村等が助成する他の補助制度の交付決定を受けていないこと。

上記が対象者になりますが、ものづくり補助金と比べても要件は緩めに設定されています。基本的に千葉県内の中小企業者等であれば申請できるので、魅力的な補助金と言えるでしょう。

補助額(補助上限)

「ちば中小企業生産性向上・設備投資補助金」の補助上限額は500万円です。ものづくり補助金に比べると金額は減りますが、ものづくり補助金よりも申請にかかる手間が少ないため、千葉県内の事業者で500万円以内の機械装置、システム構築を検討しているなら活用がおすすめです。

補助額と補助率についての詳しい内容は、下記の表にもまとめているのでそちらを参考にしてください。

補助額(補助上限)500万円(下限は100万円)
補助率補助対象経費の2分の1以内

補助対象経費

「ちば中小企業生産性向上・設備投資補助金」の対象経費は、設備投資に直接必要となる経費になります。詳しくは下記の表でまとめているので、そちらを参考にしてください。

対象経費内容
機械装置・システム構築費専ら事業計画書に記載の事業のために使用され、かつ補助事業者に所有権が帰属する
① 機械装置等の購入、製作、改良に要する経費
② 専用ソフトウェア・情報システム等の購入・構築に要する経費
③ ①または②の使用場所への導入に直接必要な運搬又は据付に要する経費   ※補助対象となる機械装置等及び専用ソフトウェア・情報システム等は、単価10万円(税抜)以上のもの。

公募期間

「ちば中小企業生産性向上・設備投資補助金」は、既に公募受付が開始されています。公募期間は下記の通りとなりますので、期限に間に合うよう準備を進めてください。

申請期間:令和5年12月20日(水)~令和6年3月29日(金)

ただし、受付終了日前であっても、予算額に達したら受付終了となります。現在の予算進捗状況は、令和6年3月6日時点で55%となっておりますので、申請を検討中の事業者は早めに進めていきましょう。

ちば小企業生産性向上・設備投資補助金の申請期間

ものづくり補助金第17次につきましては、以下の記事で詳しく解説していますので、よろしければご覧ください。

まとめ

今回はものづくり補助金の代わりとなる、システム開発に活用できる補助金を2選紹介しました。特に東京都や千葉県の事業者は活用しやすい補助金となっているので、興味がある方は申請を検討してみてください。


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