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【2023年度最新版】ものづくり補助金の電子申請の手順を徹底解説!!

Howtoものづくり補助金

ものづくり補助金は、15次公募受付が終了し、現在は16次公募受付が開始されています。

締め切りまでに申請を検討されている事業者様が多いかと思いますが、ものづくり補助金においては電子申請が必要となりますので、申請方法についてマスターしなければなりません。

今回は、ものづくり補助金においての電子申請の方法を徹底的に解説します。申請方法がよくわからない方向けにわかりやすく説明するので参考にしてみてください。


弊社では補助金の申請サポートを行っています。初回相談は無料ですので、是非お気軽にお問い合わせください。

ものづくり補助金の電子申請とは?

ものづくり補助金公募要領:https://portal.monodukuri-hojo.jp/about.html

ものづくり補助金の電子申請とは、簡単に説明するとインターネット上でPCなどを活用して申請する方法です。

紙での申請と比べると書類作成においての手間を省くことができ、効率よく申請できるといったメリットがあります。

ものづくり補助金の電子申請で注意したいポイント!

電子申請を行う前には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。下記で記載されている内容を確認せずに進めてしまうとスムーズに申請ができないケースもありますので、事前に確認しておきましょう。

  • 締め切り直前はサポートセンターが混雑する可能性があります。必ず余裕を持った申請を心がけましょう。
  • 画面操作がされない時間が80分以上続いた場合、電子申請システムとの接続が中断されます。保存されていない場合は破棄されるため、必ず定期的に保存をしながら進めましょう。
  • ブラウザの「戻る」ボタンは使用しないことが大切です。必ず一つ前の画面に戻るときは電子申請ページの上下にある「戻る」ボタンを活用しましょう。
  • 電子申請にはJavaScriptが使用されています。無効にしている場合は正常な動作ができない部分もありますので注意しましょう。
  • 電子申請ではCookieが使用されています。こちらも申請前に無効になっていないことを確認しておきましょう。

ものづくり補助金の電子申請 推奨環境は?

電子申請では、基本的にPCの活用をおすすめします。スマートフォンやタブレットはサポート対象外となっておりますので、万が一不明点などが発生した場合に対応してもらえません。

また、PCを活用する場合も推奨ブラウザがありますので、申請前に下記の環境を整えておくことをおすすめします。

  • Firefox
  • Google Chrome
  • Microsoft Edge

推奨ブラウザを見てもわかる通り、Windowsをご使用の方は基本的に問題ありません。しかし、Macをお使いの方はSafariについては推奨されていないため、Google Chromeに変更して申請を行う必要があります。

また、WindowsについてもInternet Explorer11についてはサポートの終了に注意してください。

電子申請システムのボタンや操作マニュアルのマークについて

電子申請を行うページでは、システム上にいくつかの「ボタン」と「操作マニュアルのマーク」があります。

ボタンは下記のように「登録・一時保存・戻る・編集に戻る」などが設置されていますので、そちらを使用してください。ブラウザにある戻るボタンなどはデータが失われるため、必ず申請サイトにあるボタンを使用しましょう。

ものづくり補助金の電子申請ページ

また、操作マニュアル上にはいくつかのマークが設置されており、具体的には下記のマークが表示されています。

ものづくり補助金の電子申請でのマーク

マークを参考にしながら進めることで重要なポイントなどを把握できるので、こちらについても事前に理解しておきましょう。

ものづくり補助金の電子申請の手順

それではこの見出しから、ものづくり補助金の電子申請の流れについて進みます。環境が整ったらあとは手順に沿って進めるだけなので、下記から始まる見出しを参考に進めてみてください。

STEP1:GビズIDプライムの取得

まず、電子申請を行うにあたって「GビズIDプライム」の取得が必要です。GビズIDにはほかにもエントリーのアカウントなどもありますが、ものづくり補助金においては「プライム」でなければ電子申請システムを利用できないので注意しましょう。

GビズIDプライムの取得方法は、下記より申請を行うことができます。

STEP2:電子申請システムにログイン

GビズIDプライムの取得が完了したら電子申請に進むことができますので、下記の手順でまずはシステムにログインをしてください。

「ものづくり・商業・サービス生産性向上補助金の公式サイト」→「GビズIDプライムでログイン」

GビズIDでログイン
GビズIDログイン画面
GビズIDパスワードの入力画面

STEP3:申請内容の入力

GビズIDプライムでのログインが成功したら、申請対象の「申請はこちら」に進んでメインページにアクセスします。

ものづくり補助金 電子申請 トップページ

「〇〇申請はこちら」をクリックすると、次に「申請メイン」画面に移動します。ここでは下記画像を参考に「応募者の概要1」〜「提出書類添付」までを作成しましょう。

ものづくり補助金 申請手順 項目
ものづくり補助金 申請手順 提出書類

STEP5:申請内容の「A.応募者のプロフィール」〜「B.提出書類添付」までの記入例

申請を完了させるには、上述の画像にある「A.応募者のプロフィール」〜「B.提出書類添付」までを作成させなければなりません。ここでは記入例について画像を用いながら説明するので参考にしてください。

応募者の概要1(一般型のケース)

ものづくり補助金の一般型の「応募者の概要1」では、応募者の商号または名称等を入力していきます。

入力する際には下記の画像のポイントを参考にしながら進めてください。

ものづくり補助金 申請 応募者概要

応募者の概要1(グローバル展開型のケース)

グローバル展開型のケースでは、グローバル展開型の類型を選択することが一般型とは異なります。

それ以外については一般型と同様となりますので、類型の選択だけ忘れずに行いましょう。

ものづくり補助金 申請 グローバル展開型

応募者の概要2(経営状況)

「応募者の概要2」は、主に経営状況を入力する画面となります。

まず、「株主等一覧表」の入力項目がありますので、下記の例のように入力をしてください。

ものづくり補助金 申請手順 株主名簿

次に監査役を含む全役員を入力してください。役員が複数いる場合は、「役員追加」から行を増やすことができます。

ものづくり補助金 申請手順 役員の名簿表

また、「①売上高」「②経営利益」「②当期純利益」についても下記の画像を参考に入力してください。

ものづくり補助金 申請 決算

事業内容

次に「事業内容」の入力画面です。ここでは事業計画名等を入力していきます。詳しくは下記の画像のポイントなどを参考に作成してみてください。

ものづくり補助金 申請 事業概要

次に「A.応募者のプロフィール」の「事業内容」のうち、会社全体の事業計画を入力する画面があります。特にここでは重要なポイントが複数ありますので、特に下記画像の「重要」と「ポイント」を意識しながら作成をしてください。

ものづくり補助金 申請 事業計画

次に事業内容のうち、「事業計画書作成支援情報」を入力します。ただし、こちらは認定経営革新等支援機関や事業計画作成支援者によって支援を受けた場合のみ必要になります。

支援機関をご利用の企業は、「作成支援者名」や「作成支援報酬(予定)額」、「契約期間」を入力して登録してください。

ものづくり補助金の申請支援は補助金オフィスにお問い合わせを

最後に入力した項目の確認画面となりますが、事業内容では確認の際に注意しなければならないことがあります。少し見にくいですが、下記画像にある「重要項目」について、給与支給総額の年率平均増率と事業場内最低賃金の目標増額が添付する「賃金引き上げ計画の誓約書(様式1)に記載された内容と一致しなければなりません。

ここの項目が確認画面で一致していることを確認してから次に進むようにしましょう。万が一、一致していない場合は修正などが必要になるので注意してください。

ものづくり補助金 事業計画 注意点

事業内容(グリーン枠のケース)

グリーン枠では、事業内容の項目で新たに入力しなければならない項目があります。具体的には「炭素生産性の向上計画」の部分を作成しなければなりません。

重要なポイントとしては、「炭素生産性増率」を1.0%以上にしなければならないことです。この数値を下回ると申請を行うことができないので注意しましょう。

記入例については下記の画像を参考に作成してください。その他記入項目につきましては、一般型と同じです。

ものづくり補助金 生産性向上計画

実績説明

事業内容までの入力がすべて完了したら、次に「実績説明」の入力をします。ここでは補助金または委託費の交付を受けた実績を入力しましょう。

記入例については下記の画像の手順とポイントを参考に作成してみてください。

ものづくり補助金 実績説明

経費明細票(一般型のケース)

次に経費明細票の入力ですが、ここでは一般型のケースについて紹介します。一般型では、下記のように「経費明細票」と「資金調達内訳」を作成していきます。

ものづくり補助金 申請 経費明細表
ものづくり補助金 申請 経費明細表 資金調達内訳

入力する際には、経費明細票の「合計」と資金調達内訳の「合計額」は一致させる必要があります。入力後に一致しているかの確認を必ず行いましょう。

経費明細票(グローバル展開型のケース)

グローバル展開型の経費明細票も「経費明細票」と「資金調達内訳」を入力しますが、グローバル展開型のみ「海外旅費の計上」が可能です。そのため、海外旅費がある場合は下記の画像のように入力しましょう。その他のポイントは一般型と同じです。

ものづくり補助金 申請 経費明細表 グローバル展開型

その他加点項目

次に「その他加点項目」についても入力しましょう。再生事業者として申請をしている場合は、必ず下記画像の重要項目にチェックを入れてください。

ものづくり補助金 申請 加点項目

労働者名簿(小規模企業者・小規模事業者のケース)</h4>

次に「労働者名簿」の入力画面ですが、ここでは小規模企業者・小規模事業者のケースについて説明します。

小規模企業者・小規模事業者については、従業員数が20名以下の場合は下記画像にある「労働者名簿」を登録する必要があります。ただし、従業員がいない場合は入力の必要はありません。

また、下記の画像は「応募者の概要1」において、小規模企業者・小規模事業者で補助率上限2/3を希望するにチェックがない場合の画像となります。

ものづくり補助金 申請 労働者名簿

労働者名簿(小規模企業者・小規模事業者ではないケース)

下記の画像において従業員数が20名以上を超えている事業者は入力の必要はありませんが、従業員数が20名以下の場合は労働者名簿を登録しなければなりません。

小規模企業者・小規模事業者ではないケースの入力例は下記の画像のとおりです。

ものづくり補助金 申請 別ケース

提出書類の添付

申請内容の入力が完了したら、提出書類の添付をしてください。提出書類添付には、「必須」と記載されている項目がございますので、そちらは忘れずに添付するようにしましょう。

具体的に必須となる資料は「申請要件」「事業内容」「加点要件」「補足資料」です。ただし、申請内容に応じては必須となる資料が異なるケースがあります。

STEP4:申請内容の確認・申請完了

「A.応募者のプロフィール」〜「B.提出書類添付」まで全ての入力を完了できたら、あとは申請内容の確認を行い、送信するだけです。

申請内容の確認に関しては、下記画像のように全ての項目で「作成済」となっていることを確認しましょう。

ものづくり補助金 申請 確認ボタン

ここまで完了したら「誓約事項」が表示されますので、あとは内容を確認して「同意」を押して申請完了です。

申請が完了すると、下記のような画像が表示されます。

ものづくり補助金 申請 受付番号

上記画像に表示されている「受付番号」ですが、こちらは事務局との連絡を行う際に非常に重要な番号となっています。

そのため、この画面が表示されたらスクリーンショットもしくはメモをしておくなど忘れずに保存しておくことが大切です。

まとめ

今回はものづくり補助金の電子申請の方法について解説しました。手続きの内容としては少々複雑な部分もありますので、最後まで不備なくできるか心配な方は認定支援機関によるサポートを受けることをおすすめします。

弊社は認定支援機関として補助金申請サポートを行っています。初めて補助金の申請を行う場合は不安なことも多いかと思いますので、心配な方はご気軽にお問い合わせください。


補助金オフィスでは、ものづくり補助金や事業再構築補助金などの申請サポートを行っています。累計100件以上の採択実績と90%以上の採択率があります。事前準備から補助金交付後の報告書まで一気通貫でサポートさせて頂いております。詳しいサービス内容につきましてはこちらをご覧ください。


初回相談は完全無料となっています!ぜひ下のボタンからお問い合わせください。


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