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省力化補助金
中小企業が人手不足を解消するために活用できる補助金として、「中小企業省力化投資補助金」(通称:省力化・省人化補助金)があります。この補助金は、カタログに掲載された製品を導入することで、さまざまな業務の効率化や省人化を進めることができます。
利用を検討している事業者も多いかと思いますが、そもそもカタログにはどのような製品が登録されているのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、カタログに掲載されている製品をすべて紹介します。参考にしてください。
弊社では補助金の申請サポートを行っています。初回相談は無料ですので、是非お気軽にお問い合わせください。
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中小企業省力化投資補助金とは人手不足に悩む中小企業がロボットやIoTなどを活用したオリジナル設備やシステムを導入することで、省力化・生産性向上を図り、賃上げにつなげることを目的とした支援制度です。2025年度からは、従来の「カタログ注文型」に加えて、新たに「一般型」が導入されました。
その中でも「カタログ注文型」は、公式カタログに掲載された省力化製品を選んで導入する仕組みです。清掃ロボットや自動券売機、無人搬送車など、あらかじめ登録された製品から選択するだけで申請できるため、手続きがシンプルで即効性が高いのが特徴です。申請は随時受付となっており、多くの中小企業が活用しやすい補助金制度となっています。
中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型)は、従業員数に応じて受け取れる補助金の額が異なります。下記では2025年度版の具体的な補助上限額をまとめていますので、参考にしてください。
通常の補助上限額
| 従業員数 | 補助上限額 |
| 5名以下 | 200万円 |
| 6~20名 | 500万円 |
| 21名以上 | 1,000万円 |
賃上げ要件を満たした場合の補助上限額
| 従業員数 | 補助上限額(賃上げ要件を満たした場合) |
| 5名以下 | 300万円 |
| 6~20名 | 750万円 |
| 21名以上 | 1,500万円 |
※2025年度も、カタログ型の補助上限額は昨年度と同じ水準で据え置かれています。
・補助率は従業員数に関係なく一律1/2
導入コストの半額を補助してもらえるため、企業にとって負担を大きく軽減できるのが魅力です。特に、清掃ロボットや自動券売機など比較的導入しやすい製品も対象となっているため、初めて補助金を活用する企業にも向いています。
中小企業省力化投資補助金の対象となる製品はカタログに掲載されており、以下の3つの大きなカテゴリに分かれています。
主にサービス業や小売業、宿泊業などで利用される製品のカテゴリです。
①清掃・配膳ロボット、バックヤード業務サポート:清掃ロボット、配膳ロボット、飲料補充ロボット
⇒店舗や施設の清掃や配膳、バックヤードでの作業を効率化する製品群です。人手不足解消や業務の省力化につながります。
②店舗・施設向けセルフ対応型機器:券売機、自動精算機、自動チェックイン機
⇒利用者が自分で操作できるセルフレジや自動精算機など、顧客対応の省力化・効率化を実現する機器です。
③店舗・施設向けバックヤード業務サポート:入出金機
⇒入出金機など、店舗運営の裏方業務を支援する機器です。日常の現金管理を効率化し、業務負担を軽減します。
④厨房サポート:スチームコンベクションオーブン、 自動フライヤー
⇒調理の効率化や品質の安定化を支援する機器です。自動フライヤーやスチームコンベクションオーブンなどが含まれます。
⑤セルフ式ガソリンスタンド向け:タブレット型給油許可システム
⇒セルフスタンドでの安全な給油をサポートするシステムです。タブレットで操作することで管理がスムーズになります。
⑥自動車整備:自動調色システム、自動車向け溶接機、自動車向け塗装ブース
⇒自動車整備や修理作業を効率化し、品質の安定化を実現する機器です。作業時間の短縮にもつながります。
⑦美容機器:美容ライト脱毛機器、美容トリートメント機器
⇒サロンや美容施設で使われる機器です。施術の効率化やサービスの幅を広げることができます。
⑧店舗・施設向け販売情報表示支援システム:小売店の電子棚札システム
⇒商品の価格や情報を電子表示するシステムです。価格変更や情報更新を簡単に行えるため、業務の効率化につながります。
⑨店舗・施設向けデジタル映像システム:デジタル映写システム
⇒映画館や試写向けの上映システムです。デジタルシネマプロジェクターとサーバーを使用し、映画や映像作品の上映・試写を行うことができます。娯楽業や映像制作業での利用に適しています。
製造業だけでなく、物流業や倉庫業などでも共通して利用できる製品のカテゴリです。
①食品機械:食品包覆機、食品スライサ・カッタ、パン等発酵生地の分割・まるめ機
⇒食品加工や製造の効率化を実現する機械です。品質を保ちながら大量生産を可能にします。
②物流システム機器:無人搬送車、検品・仕分システム、自動倉庫、ピッキングカートシステム、ラックシステム、垂直搬送機、デジタルピッキングシステム、パレタイズロボット、無人フォークリフト(AGF)※有人フォークリフトは対象外
⇒物流や倉庫業務を効率化するためのシステムです。省力化や作業スピードの向上に役立ちます。
無人フォークリフト(AGF)は、有人操作を必要とせず、倉庫や工場内での搬送作業を自動化する設備です。人手不足対策や安全性向上の観点から、近年導入ニーズが高まっています。
③印刷機械、紙加工関連機械:デジタル紙面色校正装置、印刷用紙高積装置、印刷用インキ自動計量装置、産業用枚葉デジタル印刷機、印刷用紙反転機、自動紙折機、印刷物インサーター、トムソン加工自動カス取り装置、丁合機、デジタル加飾機、印刷紙面検査装置、段ボール製箱機、産業用デジタルラベル印刷機、産業用小ロット印刷対応デジタル印刷機、用紙積み下ろし装置、産業用カッティングプロッター、平面・曲面印刷機、産業用自動ラミネーター機、面板加工機、段ボール箱糊付け機
⇒印刷や紙加工の現場で活用される機械です。印刷精度の向上や作業効率化に貢献します。
④廃棄物分離回収:近赤外線センサ式プラスチック材質選別機
⇒プラスチックを材質ごとに自動で選別する機械です。リサイクルの効率化に貢献します。
⑤荷移動・運搬サポート:バランサ装置
⇒重量物の持ち上げや移動を補助する装置です。作業負担を軽減し、安全性を高めます。
⑥ラベル貼り付け:オートラベラー
⇒製品や包装にラベルを自動で貼り付ける機械です。作業時間の短縮と仕上がりの均一化に役立ちます。
⑦測量機器:測量機、地上型3Dレーザースキャナー、GNSS測量機
⇒精密な測量や地形データ取得に活用される機器です。建設や土木工事で欠かせません。
⑧高機能建設機械:マシンコントロール・マシンガイダンス機能付ショベル、チルトローテータ付ショベル、ICT締固め管理機能付き道路機械
⇒高度な制御機能を備えた建設機械です。作業の精度向上と効率化を実現します。ICT締固め管理機能を備えた道路機械も含まれます。
⑨解体機:シンダーコンクリート解体機
⇒コンクリート構造物の解体作業を効率的に行うための機械です。安全かつスピーディーに作業が進められます。
⑩建設現場作業:建設現場作業ロボット、鉄筋自動曲装置
⇒建設作業を自動化・効率化する機械です。安全性向上や作業負担の軽減につながります。
⑪製造業・整備業等向けバックヤード業務サポート:物品貸出管理機
⇒工具や部品の貸出・返却を管理するシステムです。紛失防止や在庫管理の効率化に役立ちます。
⑫労働負担軽減デバイス:パワーアシストスーツ
⇒身体への負担を軽減し、重量物の持ち運びをサポートする装着型デバイスです。介護や物流現場でも活用できます。
⑬伝票処理・検品支援システム:仕分検印機能付きシートリーダー、RFIDによる一括読み取りシステム
⇒伝票処理や検品作業を効率化するシステムです。作業時間の短縮とミス防止につながります。
主にプレス・板金加工、鋳造、工作機械など、製造業の専門的な工程で使われる製品のカテゴリです。
①プレス・板金加工用機器:一本バー搬送ロボット、プレス用多関節ロボット、 鍛圧・板金加工用バリ取り装、パイプベンダー用投入・排出ロボット、板金機械用材料シート自動搬入・搬出装置、プレスブレーキ用金型自動交換装置、コイルライン、プレス間搬送ロボット、金属加工製品用洗浄装置、プレス機械用トランスファ装置、テーブル式スポット溶接機、クリンチングファスナー圧入機
⇒金属板の加工や成形を自動化し、生産効率や精度を向上させる装置です。
②鋳造用機器:鋳物用自動バリ取り装置、鋳造用自動注湯機、鋳造用ブラスト装置、鋳造用自動駆動ミキサー、鋳造用砂性状自動測定装置、鋳造用反転装置
⇒鋳造工程における溶湯注入や砂型処理などを自動化し、品質の安定と作業効率の向上を実現する装置です。
③非破壊検査装置:インライン非破壊検査装置
⇒製品を壊さずに内部の欠陥や品質を検査できる装置です。
④工作機械:5軸制御マシニングセンタ、複合加工機、ツールプリセッター、NC細穴放電加工機、木材加工用5軸マシニングセンタ、CNC立形複合研削盤、4軸制御マシニングセンタ、ワイヤ自動供給付ワイヤ放電加工機、木材用高周波接着機、全自動CNC工具研削盤、キー溝加工機、機上計測装置付平面研削盤
⇒金属や木材などの精密加工を行う装置で、高精度な部品製造や多工程の自動化に活用されます。
⑤プラスチック機械:原材料自動計量混合搬送装置
⇒プラスチック原料の計量や混合、搬送を自動で行い、生産効率や品質安定を実現する装置です。
⑥表面処理:蛍光X線膜厚測定器
⇒コーティングやめっきの膜厚を非破壊で測定し、品質管理や製品検査に利用される装置です。
⑦縫製機械:自動裁断機、自動つま先縫製機能付き丸編み靴下編機
⇒縫製工程を自動化し、生産性の向上や品質の安定化を支援する機械です。
⑧精密測定・品質管理機器:CNC三次元測定機、自動画像測定機
⇒製品の寸法や形状を高精度に測定し、品質管理や検査工程を効率化する装置です。
⑨後工程自動化機能付成形品取出しロボット
⇒ 成形工程後の製品取り出しや後工程への搬送を自動化するロボットです。
人手による取り扱い作業を削減し、生産効率の向上と品質の安定化に貢献します。
省力化補助金(一般型)に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。

省力化・省人化補助金の公式サイトが開設され、2025年度もカタログ型の申請が随時受け付けられています。すでに多くの事業者が活用を検討していますが、「何から準備を始めればよいかわからない」という声も少なくありません。
補助金オフィスでは、補助金活用を検討している事業者に向けて、申請から採択後のサポートまでトータルで行っているので、補助金申請における手間を大幅に軽減できます。
今回は、2025年度版の「中小企業省力化投資補助金(省力化・省人化補助金)」のカタログ型について、対象製品や補助額の概要を紹介しました。カタログに掲載されている製品は、飲食・宿泊業や小売業、物流・製造業まで幅広い分野で活用できるものが揃っており、人手不足解消や業務効率化に直結する内容となっています。
ただし、清掃ロボットや自動搬送システムなど、多くの製品は高額で、すべて自費で導入するとなると大きな負担になりかねません。
省力化・省人化補助金を活用すれば、導入コストの半額(条件次第で最大3分の2)まで補助を受けられるため、実際の費用負担を大きく抑えながら最新設備を導入できます。
人手不足や生産性向上に取り組みたいけれど「費用面がネック」と感じている中小企業にとって、2025年度も非常に有効に活用できる補助金制度といえるでしょう。ぜひこの機会に検討してみてください。
補助金オフィスでは、ものづくり補助金や事業再構築補助金などの申請サポートを行っています。累計100件以上の採択実績と90%以上の採択率があります。事前準備から補助金交付後の報告書まで一気通貫で素早く確実にサポートさせて頂いております。詳しいサービス内容につきましてはこちらをご覧ください。
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| 会社名 | 株式会社Essencimo |
| 代表取締役 | 杉田龍惟 |
| 設立日 | 2019/04/15 |
| 所在地 | 東京都千代田区麹町1-6-3 クレール麹町402 |
| 資格 | 認定支援機関取得済み |