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商店街の開業におすすめ!若手・女性リーダー応援プログラム助成事業とは?

以前の商店街と言えば、お店が立ち並びそこに地域の人から観光客までが立ち寄って賑っていました。しかし、現在では昔のような活気がない商店街が多く、ほとんどが衰退傾向にあると言われています。

そんな商店街の活気を取り戻すために登場したのが「若手・女性リーダー応援プログラム助成事業」です。これらを活用することでより商店街での開業ハードルが下がるなど、さまざまなメリットがあります。

今回は、そもそも商店街が衰退している理由や、開業するメリットについて紹介します。また、開業にあたって活用できる若手・女性リーダー応援プログラム助成事業の詳細情報も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

商店街が衰退傾向にある理由

建物の前にバイクが置いてある

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商店街が衰退傾向にあるのには、さまざまな理由があります。ここでは具体的にその理由について見ていきましょう。

大型商業施設の登場

商店街が衰退傾向にある理由の一つに、大型商業施設の登場があげられます。一つの入り口を入ればそこにはスーパーや本屋、映画館、飲食店などさまざまなお店に立ち寄ることができます。

このような便利な大型商業施設が登場した結果、商店街へ足を運ぶ理由がなくなったと感じている人も多いと言われています。

昔と変わらない雰囲気

昔と変わらない雰囲気を好む人たちもたくさんいますが、改善がされなければ人は飽きてしまいます。

改善がされない理由の一つには、経営者やリーダー不足が原因と言われています。商店街には大型商業施設のような経営者が存在していません。基本的には組合が管理しているのが基本となります。

そのため、今後の商店街の活性化のためには新たなリーダーの存在が必要不可欠と言われています。

後継者不足

後継者不足も衰退している理由の一つとしてあげられています。商店街に足を運ぶと、そもそも営業をしていない店舗がいくつも存在しています。もともと経営を行っていたオーナーの高齢化などが原因で店を開けることができなくなっているのです。

そのため、後継者の問題も活性化のためには必要不可欠な問題となっており、地域によっては後継者を見つけるための取り組みなども行われています。

商店街で開業するメリット

屋内, 人, テーブル, 座る が含まれている画像

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商店街は衰退傾向にあると言われていますが、現在ではさまざまな取り組みも行われていて少しずつ活性化しています。

そんな商店街で今後開業について考えている方もいると思いますが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

安く開業しやすい場所である

例えば東京都内でお店を開業しようと思ったら、立地によっても異なりますが膨大な費用がかかります。特に人気の場所であれば個人資金で開業するのは現実的ではないでしょう。

しかし、商店街なら空き店舗対策などさまざまな取り組みが行われており、空き店舗をなくすための工夫として安く提供しているところも多いのです。

都内であっても少ない費用で出店できるメリットがあるため、なるべく費用を抑えて開業したいと考えている方にとって魅力的な内容と言えるでしょう。

補助金や助成金などの支援策が多い

商店街を活性化させるための取り組みの一つとして、補助金や助成金などがあります。内容については後ほど紹介しますが、活用することで自己資金の負担がゼロで開業できる可能性も高いのです。

特に比較的ライバルも少ない商店街なら採択がされやすいといったメリットもあるため、リスクを最小限に抑えて開業を目指したいなら商店街がおすすめです。

若手・女性リーダー応援プログラム助成事業とは?

テキスト

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引用:https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/wakatejosei.html

若手・女性リーダー応援プログラム助成事業とは、都内の商店街を活性化させるために、若手や女性を対象とした助成事業のことを言います。

東京都内の商店街で開業をしたい場合、若手・女性リーダー応援プログラム助成事業を活用することで経費の一部を助成してもらえます。

新たに登場した最新の助成事業となっているため、商店街の開業を目指している方は活用について検討してみてください。

助成金を活用できる対象者は?

若手・女性リーダー応援プログラム助成事業は、そもそもどのような人を対象としているのでしょうか。ここでは応募資格について紹介します。

  • 女性は年齢に限らずすべての人が対象
  • 令和5年3月31日時点で39歳以下の男性であること
  • 法人以外の創業を予定している個人、または個人事業主
  • 申請を予定している店舗が都内である
  • 開業が各回交付決定日以降である
  • 申請を行う時点で都内に店舗を所有していない

上記に当てはまる方は若手・女性リーダー応援プログラム助成事業の対象となるため、申請することが可能です。

申請要件について

申請にあたっては一定の条件があります。上述で紹介した対象者であり、次で紹介する項目のすべての条件を満たしている場合のみ申請することができます。

  1. 都内の商店街で開業するにあたって、公社が定める業種に該当していること
  2. 商店街振興組合や商店会等の代表者から承諾を受けていること
  3. 開業届の写しを提出できる方
  4. 採択後は法人として開業できるが、その場合は都内所在地が確認できる登記簿謄本の提出ができる方
  5. 申請する業種を実施するにあたって必要な許可を得ていること
  6. 1年程度の経営実務経験を職務履歴書等で証明できる方
  7. 経営に関する資格を有している証明ができる方
  8. 申請日から過去3年以内に経営知識の習得研修を受講している方
  9. 同一テーマの助成を受けていないことなど

どのような業種でも認められる?

若手・女性リーダー応援プログラム助成事業を活用できる業種は、事前に決められています。そのため、下記に当てはまらない業種は申請することができないので注意しましょう。

それでは具体的に対象となる業種を下記のリストで紹介します。

  • 卸売業・小売業(各種商品小売業・飲食料品小売業・機械機器小売業など)
  • 不動産業・物品賃貸業(不動産取引業・不動産賃貸管理業・物品賃貸業)
  • 学術研究・専門・技術サービス業(写真業)
  • 宿泊業・飲食サービス業(宿泊施設・飲食店・持ち帰り配達飲食サービスなど)
  • 生活関連サービス業・娯楽業(コインランドリー・美容・浴場・娯楽施設など)
  • 教育・学習支援業
  • 医療・福祉(療術業)
  • サービス業(機械修理業など)

上記を見ても分かるとおり、幅広い業種に対応しています。もし対応の可否についてわからない場合は、公益財団法人東京都中小企業振興公社へのお問い合わせをしてみてください。

対象となる経費とは?

若手・女性リーダー応援プログラム助成事業の対象となる経費はあらかじめ決められています。具体的には下記の項目が対象となっており、これらの経費の一部を助成してもらえます。

  • 設備・備品購入費
  • 宣伝・広告費
  • 実務研修受講費
  • 店舗新装・改装工事費
  • 店舗賃借料

また、助成をしてもらうにあたって支払い方法は原則金融機関による申請者名義の口座からの振込払いが必要となります。現金やクレジットカード、小切手等も可能ではありますが、条件を満たす必要があり手間がかかります。そのため、できる限り振込で対応できるよう事前に準備を進めましょう。

助成額や助成率について

若手・女性リーダー応援プログラム助成事業の助成額は、経費区分によって異なります。例えば事業所整備費に関しては、限度額が400万円まで助成してもらえます。

また、店舗賃借料は最大2年間の支援が受けられ、1年目が最大180万円、2年目が144万円です。

そのほかにも実務研修受講費は最大6万円まで助成してもらえます。

若手・女性リーダー応援プログラム助成事業はすべての要件を満たしていれば最大730万円を助成してもらえるため、魅力的な内容と言えるでしょう。

助成率や助成額について詳しい情報を知りたい方は、下記の画像でも詳しく説明されているのでご確認ください。

テーブル

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引用:

https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/rmepal000002escz-att/chirashi_1.pdf

申請に必要な書類について

申請をすることが決まっている方は、事前に必要書類を集めましょう。ここでは申請にあたって必ず必要な書類を下記にまとめましたので参考にしてみてください。

  • 申請前確認リスト
  • 商店街出典に関する承諾書
  • 申請書
  • 月次資金繰り表
  • 申請費用の根拠資料
  • 開業する物件の詳細がわかる資料
  • 経歴書
  • 経営研修等に関する書類
  • 実務研修等に関する書類

上記項目がすべての申請者が提出しなければならない書類です。ただし、該当しない項目に関しては提出する必要はありません。

また、個人事業主または創業予定者によって下記の書類の提出が求められます。

個人事業主は下記のとおりです。

  • 開業届
  • 住民票
  • 納税証明書
  • 2期分の確定申告書

採択後、創業する予定の方は下記の書類を用意してください。

  • 収入がわかる書類
  • 住民票
  • 納税証明書

交付決定までのスケジュール

若手・女性リーダー応援プログラム助成事業は、すでに申請から交付決定までのスケジュールが掲載されています。具体的には下記のとおり進められるので、事前に把握しておきましょう。

第1回のスケジュール内容

  • エントリー期間:4月5日〜4月19日まで
  • 必要書類の提出期間:4月下旬〜5月上旬まで
  • 書類審査開始:5月下旬〜6月中旬
  • 面接審査:7月上旬頃
  • 交付決定日:8月1日の予定

申請期限を過ぎてしまったら…

若手・女性リーダー応援プログラム助成事業は第1回の申請スケジュールが急ピッチに進められるので、申請期間も4月5日から19日までと短めです。

もし、忘れてしまって申請できなかったという方は、第2回、第3回も実施される予定なので、そちらをご検討ください。

スケジュールは下記のとおりとなりますので、忘れないようにエントリーしましょう。

第2回のスケジュール内容

  • エントリー期間:6月27日〜7月14日まで
  • 必要書類の提出期間:7月下旬〜8月上旬まで
  • 書類審査開始:8月下旬〜9月中旬
  • 面接審査:10月上旬頃
  • 交付決定日:11月1日の予定

第3回のスケジュール内容

  • エントリー期間:9月26日〜10月14日まで
  • 必要書類の提出期間:10月下旬〜11月上旬まで
  • 書類審査開始:11月下旬〜12月中旬
  • 面接審査:令和5年1月上旬頃
  • 交付決定日:令和5年2月1日の予定

まとめ

今回は商店街の活性化のために日本で行われている取り組みを中心に紹介しました。取り組み内容としては幅広くありますが、その中でも活性化の期待をされているのが4月5日から申請が開始する若手・女性リーダー応援プログラム助成事業です。

対象者は最大730万円までの助成を受けることができ、負担なく開業できるメリットがあります。

申請にあたって審査はありますが、採択がされれば負担なく実店舗を構えて事業を開始することができるでしょう。特に商店街での開業を考えている方は、活用について検討してみてください。