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ディープテック・スタートアップ支援事業への支援事例を紹介!

ディープテック・スタートアップ支援事業

革新的技術の研究開発の支援を行うディープテック・スタートアップ支援事業とは?

「Deep Tech(ディープテック)で社会を変えたい」「研究成果をビジネスとして加速させたい」そう願いつつも、莫大な研究開発費や事業化までの長い道のりが壁となり、挑戦を躊躇している起業家や研究者の方も多いのではないでしょうか。

そんな時に大きな力となるのが、革新的な技術を持つスタートアップを国が強力にバックアップしてくれる「ディープテック・スタートアップ支援事業」です。

この支援制度を最大限に活用すれば、資金面や体制面の不安を解消し、社会実装へのスピードを飛躍的に高めることが可能です。今回は、実際にこの制度を活用して未来を切り拓いている支援事例を詳しくご紹介します。

補助金オフィスではディープテック・スタートアップ支援事業の申請支援を行っています。ご気軽にご相談ください。


ディープテック・スタートアップ支援事業とは

引用:経済産業省

「ディープテック・スタートアップ支援事業」とは、簡単にいうと、革新的な技術の研究開発に取り組んでいる「ディープテック・スタートアップ」を対象として、研究開発や実証実験に支援を行う事業です。

具体的には、技術の事業化・社会実装までに長期の研究開発と大規模な資金を必要とする一方で、国や世界全体で対処すべき経済社会課題の解決にも役立つと考えられる革新的な技術の研究開発を対象として、VC等との協調やステージゲート審査の活用により、長期的視野で実用化研究開発や量産化実証、海外技術実証などへの支援を行います。

支援内容

NEDOの「ディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU)」における支援内容は、事業の成熟度に応じて主に3つのフェーズに分かれています。

各フェーズの具体的な支援内容と概要は以下の通りです。

1. STSフェーズ(実用化研究開発 前期)

シード期の技術に基づいたスタートアップを対象とした、事業化に向けた土台作りの段階です。

  • 主な支援内容
    • 要素技術の研究開発
    • 試作品の開発(プロトタイプ作成)
    • 技術開発の方向性を決定するための事業化可能性調査(フィジビリティスタディ:FS)の実施
  • 目指す状態
    • フェーズ終了時点で、製品やサービスが初期市場における特定の顧客課題を解決できるレベルに達すること。

2. PCAフェーズ(実用化研究開発 後期)

製品の商用化(Product Commercialization)を目指し、市場獲得に向けた活動を本格化させる段階です。

  • 主な支援内容
    • 試作品の更なる開発
    • 初期段階の生産技術開発
    • 主要市場(メインストリーム)の獲得に向けた事業化可能性調査の実施
  • 目指す状態
    • 適切な市場選択とビジネスモデル構築を通じた収益化を目指す段階へ進展すること。

3. DMPフェーズ(量産化実証)

量産化(Demonstration for Mass Production)に向けた大規模な実証を行い、商用化を確実にする段階です。

  • 主な支援内容
    • 量産技術の確立・実証に係る研究開発
    • パイロットプラントの構築
    • 量産に必要な生産設備や検査設備の設計、製作、購入、導入、運用
  • 目指す状態
    • 商用化に至るために必要な量産体制の妥当性を実証すること。

助成額

フェーズによって、助成額の上限や助成率が異なります。

フェーズ通称助成金の額(事業期間あたり)助成率
STS実用化研究開発(前期)3億円以内 または 5億円以内2/3以下
PCA実用化研究開発(後期)5億円以内 または 10億円以内2/3以下
DMP量産化実証25億円以内2/3以下 または 1/2以下

スタートアップ関連の補助金は以下の記事で解説しています

ディープテック・スタートアップ支援事業申請支援事例

引用:https://dioseve.com

株式会社Dioseveは、STSフェーズにて、iPS細胞由来の顆粒膜細胞作製による生殖補助技術という内容で第八回ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU)に採択されました。生殖細胞技術を用いて不妊治療へのアプローチを図るという社会的意義の高い取り組みを展開する同社に、制度活用の背景や支援を受けた感想を伺いました。

今回お話を伺ったのは、株式会社Dioseve代表取締役の岸田和真さんです。

岸田さんは新卒で米系投資銀行Houlihan Lokeyに入社し、ヘルスケアやテクノロジー領域のM&Aアドバイザリー業務などに従事されました。自身の生まれつきの疾患が新薬によって完治するという原体験から、「先端技術の社会実装を通じて、未だ治療法のない人々を救いたい」という強い想いを抱き、創薬ベンチャーの立ち上げを決意。2021年にワシントン大学の浜崎伸彦氏と共に株式会社Dioseveを創業し、代表取締役に就任されました。

ディープテック・スタートアップ支援事業申請事例 - 株式会社Dioseve様インタビュー

Q1 事業内容について簡単に教えてください。
A1 不妊治療に新たな可能性と選択肢を提供し、革新的医療の創出を目指して、卵巣細胞を活用した生殖医療技術(DIOS-101)を開発しています。

Q2 大切にされていることや強み・こだわりは何ですか?
A2 ”All for Patients”を合言葉に、患者第一で製品を作る組織文化があります。

Q3 今回補助金の活用を検討されたきっかけは何でしたか?
A3 スタートアップとしてグローバル市場で力をつけるため、資金が必要だったからです。

Q4 どのような経営課題や悩み(ボトルネック)を抱えていましたか?
A4 製品の新規性ゆえに前例がほとんどなく、自社で製品規格を考案したり、規制対応を進める必要がありました。

Q5 自社で申請しようとした際、あるいは検討段階で、どのような点に難しさや不安を感じましたか?
A5 少人数のスタートアップにとって、事業推進に人的リソースを割く必要があるが、特に大規模な補助金においてはその申請準備に時間がかかってしまう点です。

Q6 数ある支援機関の中で、なぜ弊社にサポートをご依頼いただけたのでしょうか??
A6 初期的な相談の際に担当の方が丁寧かつ的確なアドバイスをくれた。迅速な対応にも信頼がおけたからです。

Q7 弊社の支援を受けて「助かった」「ここが良かった」と感じるポイントを具体的に教えてください。
A7 経験豊富な外部の専門家に定型的な準備を進めてもらえることで、事業推進力を可能な限り維持したまま補助金にも妥協なく取り組めます。また不慣れな中で適宜アドバイスいただけるので、心理的にも安心して申請準備を進めることができました。

Q8 無事に採択(または認定)された時の率直な感想を教えてください
A8 2回不採択を経ての採択だったので、採択という結果には大変驚いた。毎回の審査員のコメントをしっかりと咀嚼して改善できた成果だったと思います。

Q9 今後の事業の展望や、次に挑戦したい目標についてお聞かせください。
A9 弊社製品を望む世界中の患者の方々にいち早くよい製品を届け、そして弊社製品を使うことが当たり前という社会を実現したいと考えています。

まとめ

ディープテック領域での挑戦は、多額の資金と長い歳月を要する険しい道のりです。しかし、本制度のような公的支援を賢く活用することで、そのリスクを抑えつつ、世界を変えるイノベーションを加速させることが可能になります。

Essencimoでは、これまで多くのディープテック・スタートアップの申請支援を行ってきた経験を活かし、「何から始めればいいかわからない」という段階から、認定取得・運用ポートまでを一貫して支援しています。

初回相談は無料となっています。是非お気軽にお問い合わせください。


会社名株式会社Essencimo
代表取締役杉田龍惟
設立日2019/04/15
所在地東京都千代田区麹町1-6-3 クレール麹町402
資格認定支援機関取得済み