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近年、農業の現場では幅広い最新技術が活用されており、その中でも注目されているのが農業用ドローンです。
ドローンを活用することで、農薬や肥料の散布、生育状況のモニタリングなど、さまざまな作業を効率化できるため、人手不足が深刻な農業において重要な役割を果たしています。
実際に導入を検討されている方も多いかと思いますが、中にはできる限りコストを抑えて導入したいと考えている方も多いでしょう。そのような方におすすめなのが補助金の活用です。
本記事では、農業にドローンを活用するメリットや、導入コストを抑えるために活用できる補助金についても紹介するので、導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
補助金オフィスでは、今回ご紹介する補助金をはじめ、様々な分野において補助金申請を支援しています。初回相談は無料となっていますのでお気軽にお問合せください。
農業にドローンを活用することで、これまでの農業にはなかったメリットが幅広く存在しています。ここでは具体的なメリットについて紹介するので、導入を検討されている方はぜひ参考にしてください。
農業用ドローンを使う一番のメリットは、農薬や肥料の散布作業をとても効率よくできることです。
これまで、多くの農家さんは手作業や噴霧器を使って農薬をまいていました。この方法は時間がかかるうえ、広い農地ではかなりの労力が必要でした。しかし、ドローンを使えば、空から一度に広い範囲に農薬や肥料をまくことが可能になります。
例えば、人の手で作業する場合に1時間かかるとしたら、ドローンなら約10~15分で終わることもあります。これは、手作業の約5分の1の時間で作業ができる計算です。
また、ドローンは夜でも作業が可能なので、日中の暑い時間を避けて作業することもできます。さらに、自動でルートを設定すれば、ドローンが自分で飛んで農薬をまいてくれるので、農家の方の負担も大きく減らせます。
このように、農業用ドローンを活用すれば、作業時間を短縮し、体への負担を減らしながら、効率よく農作業ができるという大きなメリットがあります。
農業用ドローンを使うと、重機が入れないような狭い場所でも作業ができるという大きなメリットがあります。
例えば、農地の中には地面がぬかるんでいたり、急な斜面になっていたりする場所があります。このような場所では、大きな農業機械を使うのが難しく、人の手で作業をしなければならないこともあります。
しかし、ドローンなら上空を移動できるので、重機が入れない場所でも農薬や肥料を散布できます。また、農業用ドローンの重さは約12kg、全長は1.2m程度のものが一般的で、それほど大きくないため、狭い場所でも自由に動かせるのが特徴です。
また、重い農機具を持つのが大変な方や、体に負担がかかる作業を減らしたい方にとっても、ドローンは便利な道具になります。特に、高齢の農家さんや一人で作業することが多い方にとって、ドローンを使えば体への負担を減らしながら、今まで難しかった作業を楽に進めることができるのです。
農業用ドローンを使うと、作物の育ち具合や病気・害虫の発生をデータで管理することができます。
例えば、ドローンにカメラを取り付けて飛ばすことで、畑の広い範囲を上空から撮影できます。その映像を分析することで、作物の成長の様子を確認したり、病気や害虫が発生している場所を特定したりすることができます。
これらの内容をデータとして管理できれば、必要な場所だけに農薬をまくことができるため、無駄を減らした管理ができるようになります。
また、ドローンで集めたデータを記録すれば、次の栽培にも活かせるのが大きなメリットです。例えば、どの場所で作物がよく育ったのか、どこに病気が出やすいのかを知ることで、より効率的な農業ができるようになります。
農業用ドローンを導入すると、作業にかかる費用を大幅に抑えることができます。
例えば、農薬を散布する際にヘリコプターを使う場合、購入費用は1,000万円以上、農協に依頼する場合でも年間50haあたり約150万円のコストがかかることがあります。
一方、農業用ドローンなら初期費用は必要ですが、長期的に見るとヘリコプターや専門業者に依頼するよりもコストを大幅に削減できます。
さらに、ドローンは地面に近い位置から農薬を散布できるため、農薬の使用量を減らしながらも効果的な散布が可能です。これにより、農薬にかかるコストを大幅に抑えることができ、長期的なコスト削減が期待できます。
その他にもドローンは、燃料の消費も少ないことで知られています。ここ最近では燃料の高騰が問題としてあげられていますが、ドローンならそういった心配も少なく済むため、コストをできる限り抑えて効率よく農業をしたいなら、農業用ドローンの導入がおすすめです。
農業用ドローンの導入に使える補助金は、大きく分けると下記の3つがあげられます。それぞれ詳しく解説するので、補助金をお探しの方はぜひ参考にしてください。
ものづくり補助金とは、中小企業や個人事業主が新しい設備や技術を導入し、生産性を向上させるための費用を支援する補助金制度です。主に、製造業やサービス業の生産性向上を目的として設けられた制度ですが、農業分野でも活用することができます。
ものづくり補助金の内容に関しては、下記のリストにて簡単に紹介しています。
ものづくり補助金の場合、農業では作業の自動化や効率化につながる設備が補助対象となります。具体的には下記のようなドローンが対象となるケースがあるので、参考にしてください。
上記のようなドローンの導入を検討されている農家の方は、ものづくり補助金を活用することで導入費用を大幅に抑えることができます。
ものづくり補助金第19次公募に関しましては、こちらの記事で詳しく解説していますのでよろしければご覧ください。
公式サイト:強い農業づくり総合支援補助金
強い農業づくり総合支援交付金は、農業の生産性向上や競争力強化を目的とした補助金制度です。この制度では、生産から流通までの課題解決に必要な施設や設備の導入を支援し、持続可能な農業の発展をサポートすることを目的としています。
強い農業づくり総合支援交付金の内容は、下記にて簡単に説明しています。詳しい内容を知りたい場合は、公式サイトをチェックしてください。
この補助金の中でも、特に「新基本法実装・農業構造転換支援事業」の一環として、農業用ドローンの導入が支援の対象です。例えば、下記のようなドローンが対象になる可能性が高いため、参考にしてください。
これらの導入を考えている農家や農業法人は、強い農業づくり総合支援交付金を活用すれば、ドローン購入費用の一部を補助してもらえるため、導入コストを大幅に抑えることができます。
公式サイト:産地生産基盤パワーアップ事業
産地生産基盤パワーアップ事業は、農業の収益を向上させるために、産地が計画的に進める取り組みを支援するものです。
具体的には、農業者や農業法人が高性能な機械や施設を導入する費用、または新しい作物の栽培方法に切り替えるための費用を支援してくれます。
また、海外向けの輸出市場や加工用・業務用の農産物の市場を安定的に確保するため、農業者と輸出業者が協力して行う取り組みも支援してくれるなど、幅広くサポートしてくれる補助金となっています。
産地生産基盤パワーアップ事業の内容については、下記のリスト形式でまとめていますので、申請を検討されている方は参考にしてください。
産地生産基盤パワーアップ事業では、農業用ドローンはもちろんのこと、その他にも幅広い設備が対象となっています。
産地生産基盤パワーアップ事業では、幅広い設備の導入が対象となっており、ドローンにおいては下記が対象になる可能性が高いです。
農業用ドローンは、農薬や肥料の散布、生育状況の管理、作業の効率化など、さまざまな場面で農業をサポートしてくれる便利なアイテムです。特に、人手不足が深刻な農業の現場において、作業時間の短縮やコスト削減といった大きなメリットがありますので、農業における悩みを解消したいと考えているなら導入を検討してみてください。
補助金オフィスでは、補助金を活用して農業用ドローンを導入したいと考えている方向けに、申請サポートを実施していますので、特に初めて補助金の申請を検討している方や、できる限り手間を省きたいと考えている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
補助金の申請など、複雑な手続きが面倒に思われている事業者様は、補助金オフィスにてトータルサポートも承っております。弊社サービス内容はこちらからご覧ください。
初回相談は無料となっています。是非お気軽にお問い合わせください。
会社名 | 株式会社Essencimo |
代表取締役 | 杉田龍惟 |
設立日 | 2019/04/15 |
所在地 | 東京都千代田区麹町1-6-3 クレール麹町402 |
資格 | 認定支援機関取得済み |