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ものづくり補助金
動物医療の現場では、ペットの高齢化や多様化する診療ニーズに対応するため、検査や診断の精度向上・業務効率化が求められています。しかし、高性能な検査機器やデジタルシステムの導入には多くの初期費用がかかるため、導入をためらうケースも少なくありません。
こうした課題解決の手段として注目されているのが、「ものづくり補助金」と、2026年に始まったその後継制度「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」(略称:新もの補助)です。この補助金を活用すれば、最新機器導入にかかる初期費用の一部を抑えながら、生産性向上や診療体制の強化を図ることが可能です。本記事では、ものづくり補助金を活用して採択された動物病院の最新事例をご紹介します。
補助金オフィスでは、新事業進出・ものづくり商業サービス補助金、省力化投資補助金、デジタル化・AI導入補助金などの申請サポート(事業計画づくりの助言・申請書類の確認)を行っています。

補助金オフィスでは、補助金のご提案から、実際の申請、採択後の事務手続きまで一貫してサポートしております。補助金申請をご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。初回相談は無料です。
ものづくり補助金は、中小企業・小規模事業者が新製品や新サービスの開発、生産プロセスや業務の効率化などに取り組む際に利用できる制度です。
2026年9月時点では、2026年5月8日締切の23次が最新で、次の公募の案内はありません。代わりに、後継の新事業進出・ものづくり商業サービス補助金の第1回公募が行われており、応募締切は2026年10月30日18:00です。最新のデジタル技術やAI、IoTなどを活用した投資にも幅広く対応しています。
新もの補助には 3つの枠があります。1つ目は革新的な新製品・新サービスの開発を支援する「革新的新製品・サービス枠」、2つ目は既存事業とは異なる新市場・高付加価値事業への進出を支援する「新事業進出枠」、3つ目は海外市場開拓(輸出)に向けた国内の輸出体制強化を支援する「グローバル枠」です。動物病院が新たな診療サービスを始めるために設備を導入する場合は、主に 1つ目の「革新的新製品・サービス枠」 が候補になります。なお、既存の診療の効率化だけを目的とした設備導入は対象外です。
補助上限額:従業員数に応じて750万円〜2,500万円(革新的新製品・サービス枠の場合。賃上げ特例で850万円〜3,500万円)。補助下限額は100万円
補助率:中小企業1/2以内(地域別最低賃金引上げ特例の適用時は2/3以内)、小規模事業者2/3以内
対象経費:機械装置・システム構築費(必須)、技術導入費、運搬費、外注費、専門家経費、クラウドサービス利用費、広告宣伝・販売促進費など
申請には、付加価値額の年平均成長率+4.0%以上、1人当たり給与支給総額の年平均成長率+3.5%以上、事業場内最低賃金を地域別最低賃金+30円以上にする計画などの基本要件を満たす必要があります。下記は、ものづくり補助金を活用した動物病院の設備導入の事例です。

<課題>
従来、動物への検査(特にCT撮影)は“全身麻酔をかけて時間をかけて撮影”という流れが多く、動物の負担・飼い主の不安・撮影待ち時間の長さが課題となっていました。
<導入内容>
最新の高速CT装置を導入し、「麻酔を極力不要に」「撮影~診断までの時間を大幅に短縮」する体制を構築。
<効果>
撮影時間が従来より大幅に短縮され、動物の身体的負担が軽減。さらに、診断から方針決定までの時間が短くなり、飼い主の安心感・満足度も向上。地域内での紹介件数も増加。
<課題>
“骨折・関節疾患・リハビリテーション”といった整形外科分野に特化した動物病院が少なく、地域ニーズを満たしきれていない状況がありました。
<導入内容>
関節鏡・骨密度測定器・リハビリテーション設備などを導入し、整形外科・リハビリを中心とした動物病院チェーン展開のための基盤を整備。
<効果>
整形外科治療の専門性が高まり、手術成功率の向上や平均診療単価の上昇が確認されました。成長戦略としてチェーン展開を実現し、地域内でのブランド力も強化。
<課題>
ペットの高齢化・腫瘍発症率の上昇を背景に、“腫瘍を専門的に診療できる動物病院”が限られており、治療選択肢・設備ともに不足していました。
<導入内容>
高精度画像診断装置・腫瘍治療用レーザー・病理検査システムなどを導入し、腫瘍の早期発見・治療までをワンストップで提供できる体制を整備。
<効果>
腫瘍の早期発見率が向上し、治療の選択肢が広がりました。他院紹介分の受け入れが増え、収益性も改善。地域内における高度動物医療サービス提供機関としての地位を確立。
<課題>
ペットの歯科・口腔疾患、眼科疾患に対する診療設備が遅れており、飼い主のニーズを十分に満たせていない動物病院も多く見られました。
<導入内容>
口腔疾患用ユニット、眼科用撮影装置、内視鏡・レーザーなどを導入し、従来よりも低侵襲・高精度な治療を可能にする体制構築。
<効果>
治療の侵襲が低減され、ペットへの負担が軽くなったことで飼い主の支持を得やすくなりました。専門診療分野として“差別化できる動物病院”としての基盤ができ、競争力がアップしました。
※本記事の制度情報は2026年9月時点の公式情報に基づいています。最新の公募要領は各公式サイトでご確認ください。
動物病院におけるものづくり補助金の活用は、単なる設備投資にとどまらず、診療の質・スピード・安全性を同時に高める経営戦略として注目されています。
AI診断装置や高速CT、レーザー機器などの導入により、「スタッフの業務効率化」「飼い主の信頼向上」「地域医療の発展」に直結する成果を上げる事例が増えています。2026年に申請する場合は、後継の新事業進出・ものづくり商業サービス補助金(第1回締切2026年10月30日18:00)の公募要領を確認して準備を進めましょう。
補助金の申請など、複雑な手続きが面倒に思われている事業者様は、補助金オフィスにてトータルサポートも承っております。弊社サービス内容はこちらからご覧ください。
初回相談は無料となっています。是非お気軽にお問い合わせください。
| 会社名 | 株式会社Essencimo |
| 代表取締役 | 杉田龍惟 |
| 設立日 | 2019/04/15 |
| 所在地 | 東京都千代田区麹町1-6-3 クレール麹町402 |
| 資格 | 認定支援機関取得済み |