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補助金
【目次】
近年、地球温暖化等への対策として、温室効果ガスの排出量削減が課題としてあげられています。日本でも政府が2050年までに温室効果ガス排出量をなくすためのカーボンニュートラルの世の中を目指すことを宣言しています。
カーボンニュートラルの世界を目指す取り組みとしては幅広い対策が行われていますが、課題としてあげられているのがコストの問題です。そこで、経済産業省が行っている対策としては、GXに関する補助金です。
今回は、経済産業省が所管する補助金の中でも、GXに使える補助金をまとめました。令和6年度にはどのような補助金があるのか知りたい事業者はぜひ参考にしてください。
弊社では補助金の申請サポートを行っています。初回相談は無料ですので、是非お気軽にお問い合わせください。
「GX サプライチェーン構築支援事業」は、中小企業を含む製造サプライチェーンや技術基盤の強みを最大限活用し、GX実現にとって不可欠となる、水電解装置、浮体式洋上風力発電設備、ペロブスカイト太陽電池、燃料電池等をはじめとする、GX分野の国内製造サプライチェーンを世界に先駆けて構築することを目的としている補助金です。
下記に当てはまる事業者は、補助対象となるため申請が可能です。
令和6年3月19日(火曜日)~令和6年4月10日(水曜日)
「蓄電池の製造サプライチェーン強靱化支援事」は、2050年カーボンニュートラル実現に向けた自動車の電動化や再生可能エネルギーの普及拡大の鍵となる蓄電池について、先端的な蓄電池・材料・部材の生産技術、リサイクル技術を用いた大規模製造拠点を日本国内に所有している事業者を対象としている補助金です。
活用することで建物・設備への投資および生産技術等に関する研究開発に必要な費用を支援してもらえます。
下記の事業を行う事業者は、この補助金を活用できます。
令和4年3月24日(木曜日)~令和4年4月28日(木曜日)
※上記公募期間は第1次公募です。第2次公募は現在未定となっています。
「需要家主導太陽光発電導入促進事業」は、2030年度におけるエネルギー需給の見通しの実現に向けて、需要家が発電事業者と連携すること等により実施する太陽光発電設備等の導入および再生可能エネルギー発電設備に併設する蓄電池の導入に必要な経費の一部を支援してもらえる補助金です。
下記の取り組みを実施する事業者は、補助金への申請ができます。
・新たに太陽光発電設備を別の場所に設置し、政府の支援制度(FITやFIP)を使わずに、再生可能エネルギーから生成される電気で消費者の需要を満たすプロジェクト
令和6年4月22日(月)~令和6年5月13日(月)
本記事で紹介している補助金とは違う、経済産業省おすすめの補助金に関しましては、以下の記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
「再生可能エネルギー導入拡大に向けた系統用蓄電池等の電力貯蔵システム導入支援事業」は、2050年にカーボンニュートラルを達成する目標に向けて、電力を配布する事業を始めたい事業者等に対し、必要な設備の購入や計画策定に係る費用の一部を補助金で支援してもらえる事業です。
電力供給を行う計画を立てている事業者にとって、事業計画や設備導入に必要な初期費用を大幅に軽減できるため、コストの負担を抑えて事業に取り組めるのは大きなメリットと言えるでしょう。
下記条件を満たす事業者が対象です。
令和6年2月20日(火曜日)~令和6年3月14日(木曜日
※今後の募集の有無については未定です。
「再生可能エネルギー導入拡大に資する分散型エネルギーリソース導入支援事業」は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギーの導入拡大を進めるため、配電事業等の構築に必要な蓄電池やエネルギーマネジメントシステム等のリソースの導入および配電事業への参入検討を行う上で必要な計画策定を実施する事業者に対して、計画策定および機器導入に係る構築費用に応じた補助金を交付する事業です。
補助対象者は、下記の項目を満たす事業者です。
令和6年2月20日(火曜日)~令和6年3月14日(木曜日)
※次回公募については未定です。
「GX 分野のディープテック・スタートアップ支援事業」は、技術および事業の確率までに多くの課題を抱えるGX分野のディープテック・スタートアップを対象に、創業前のサポートから研究開発、設備投資等の支援を複数年にわたって実施する補助金です。
下記の事業に取り組む事業者が対象です。
第5回目以降のスケジュールについては未定ですが、公募回数は年4回程度実施されるため、令和6年度も引き続き利用できます。
下記ではその他のGXに関する補助金の内容も記載していますので参考にしてください。
「洋上風力発電の導入促進に向けた採算性分析のための基礎調査事業」では、洋上風力発電を行うために適した海域を見つけるため、特定の地点での風の状況や海の条件を調べるためにさまざまな観測機器を使って調査を行います。
そこで得られた調査データは、風力発電事業を計画している事業者に提供されるため、事業者はこのデータをもとに具体的な発電計画が立てられるようになります。そのため、この補助金は風力発電を計画している事業者にとって特におすすめの内容となっています。
「地熱発電の資源量調査・理解促進事業」は、地熱発電の導入を目指している場所で、地熱資源の開発を行う事業に対して補助金が支給されます。
この補助金は、地熱発電について周辺の住民などに理解を深めてもらい、その結果、地熱資源の開発をスムーズに進めることを助けることが目的となっています。
令和5年度に公募が行われていましたが、令和6年度も予算額が決定しているため、引き続き活用できる補助金です。しかし、公募期間についてはまだ公表されていないため、活用を検討されている事業者は、随時公式サイト等をチェックしてください。
「排出削減が困難な産業におけるエネルギー・製造プロセス転換支援事業」は、2050年のカーボンニュートラルに向けて、鉄、科学、紙パルプ、セメント等の排出削減が困難な産業において、エネルギー・製造プロセス等の転換を図り、排出量削減および産業競争力の強化につなげることを目的としている補助金です。
この補助金を活用することで、鉄鋼や化学、紙パルプ、セメント等における製造プロセス転換等に伴う設備投資や、自家発電設備等の燃料転換の費用の一部を補助してもらえます。第1回の公募は既に終了しており、次回公募の有無については未定です。
今回は、経済産業省が所管するGXに関する補助金を紹介しました。GXに関する補助金は、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて幅広く公募が行われる予定となっておりますので、できる限りコストを抑えて事業に取り組みたいと考えている事業者は活用について検討してください。
補助金オフィスでは、補助金申請にかかる複雑な手続きから、実績報告書のサポートまで幅広く実施しています。補助金を活用したいけど、どうやったらいいかわからないという方は、ぜひお気軽にご相談ください。
補助金オフィスでは、補助金の申請のみでなく、申請時の書類作成支援から交付申請、採択後の実績報告までトータルサポートを行なっています。詳しいサービス内容についてはこちらをご覧ください。
ものづくり補助金を中心に、幅広い補助金の採択実績がございますので、申請を検討中の事業者様は、ぜひお気軽にご相談ください。初回相談は無料です。
会社名 | 株式会社Essencimo |
代表取締役 | 杉田龍惟 |
設立日 | 2019/04/15 |
所在地 | 東京都千代田区麹町1-6-3 クレール麹町402 |
資格 | 認定支援機関取得済み |